ボスは迷文家シリーズ

シアトルは参加したら楽しみも数バイだ増 !
シアトル訪問証拠写真だけじゃあモッタイネエ


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最近、二組の訪問客がシアトル入りをしました。二組ともシアトルの良さを知った上での旅。最初の 一組は再婚後の友人夫婦と亭主側の娘、、娘さんと新奥さんとの壁を崩す目的もあったのだろう。二組目 は古い友人でした。彼にとっては三度目のシアトルでした。サンフランシスコを皮切りにシアトルへ来る という旅で、シアトルを2日にして残りの2日をビクトリア。そんな予定でしたが、中途半端になるので ビクトリアをやめさせました。でも、これが多くのパターンなんです。旅行会社がアレンジする旅は 証拠写真旅のようなもんですから、アソコニも行った、ここにも行ったという実績主義の人たちを 満足させる為にアレンジされている。そこに時差が加わって、老人は参ってしまう。僕のオフクロの 再婚後の相手は、アメリカ横断あちこちをよる旅で、身体をこわし、そのまま入院して死にました。 僕のオフクロも中国で同じ事をやり、万里の長城まで登らされて、帰国した翌日に死にました。それを 選んだ客の責任であることは間違いないのですが、旅行会社が客たちにアソコモここもという脅迫観念 を与えなかったら死ななくて済んだことでしょう。何しろ、高齢者には旅そのものだってキツイのに、 その上の時差や、体力消耗スケジュール。普段から身体を鍛えていなければ、若者たちにだってキツイ 筈。それなのに売り上げ目的だけの為に、配慮なく年寄りにもそんなスケジュールをおしつける旅行会社。 僕は、彼等の配慮不在思考に怒りすら感じております。そんな僕ですから、ニセット目の友人には ビクトリアをキャンセルさせ、シアトルを充分満喫するようにさせました。

最近でこそマリナーズの試合が観光の一部に入っていますが、シアトルは観光バスでまわって証拠写真を 撮る町ではなく、自らが参加する町です。それをやった時にはじめてシアトルが美しい街というだけの 印象から、住みたくなるような素晴らしい町に変るのです。これは 自転車三昧の生活を求めてシアトルに 移住した僕だから言えるのではなく、誰にでもあてはまることです。

自転車好きだったらシアトルに来て自転車で疾走してください。延々と続くトレールは自然豊かで、 トレールわきにはスカンク、ウサギ、アライグマ、リス 、そして鹿の姿を目にすることができます。 今の季節は鮭が跳ねてます。これ以上の自然環境はないと思います。同じ場所でローラーブレードを 楽しむこともできます。

釣り好きですか? マグロにしますか、それとも鮭? レインボウを求めてフライをやるもよし。家族で でかいダンジェネス蟹を求めても良い。作家・イラストレーターの安西水丸さんは、シアトルのイカ釣り に感動してくださいました。一昨日、行き付けの菊寿司のオーナーは、カレイ、平目、ほっけ、タラ、蟹、 をつってきました。僕の息子は昨日家の前の湖でバスフィッシングをしていたらデカイ鮭が沢山いた、、 と話してました。潮干狩りではアサリだけでなく牡蠣やムール貝も、、、。

イカをつりあげた水丸さん

野鳥観察なんて僕といっしょに自転車に自転車で走っていたら様々な野鳥を目にします。一番感動して もらえるのは白頭鷲ですね。白頭だからといってwhite headというなかれ、BaldEagleというのです。 直訳すると禿げ鷲ですか、、。直訳して禿げ鷲、、と子供に説明していた、駐在員の奥さん風の人を 動物園でみたことがありますが、これは誤りです。

魚食の白頭鷲

かおるちゃんがこっちゃんを連れてシアトルにきますので、その時は熱気球にでものってシアトルの 空をプカプカやるか! 鯨をみせに連れても行きたいが今は時期でないので、どうかなあ。バンクーバー の水族館に鯨がカンズメにされてるから、そこにでも行くか、、三時間でバンクーバーのダウンタウンです。

のんびりと空にプカプカ

ぼくは、一昔前、仕事を終えてからスキーに行ってました。5時に事務所をでて、6時にはリフトに ノッテました。それくらい近いのです。だから僕の得意技であるマウンテンバイクだってそこらじゅう でできる。

ぼくはゴルフなんて好きではないけれど、ゴルフ場もいたるところにある。そして安い。僕の娘が 眺めの良いゴルフ場のレストランでアルバイトしてます。ここの眺めは最高っすね。なにしろシアトルの ダウンタウンから郊外から全てを一望できる山の上にあるのです。二組の訪問者をつれていきました。 Beerも地場ものがTapで、、美味ですよ。かおるちゃんも連れて行こう。

ビールといえば、シアトルには地場ビールが50種類以上あります。レストランへ行って、日本人客は 必ずバッドワイザーを頼みますね。あれってビールじゃないですよ。僕の知っているアメリカ人は あんな不味いものは飲まないよ。シアトルでの僕のおススメをひとつにシボルとしたら、何といっても ハーフバイゼンです。麦の萌芽が甘いこのビールは何といっても最高です。ホップの香りもよい。

ところで、ハーモニカ奏者のLeeとの毎朝バイクライドで、ワイナリーのわきを通ります。田園風景の 場所で、川に沿って走るのですが、その川には野鳥だらけ、、そんな場所です。そこにレッド・フックの 地場ビール会社がありまして、僕らは朝からホップの香りを美味しく吸いながら走っております。

ビールはジャズクラブにつきものですね。こちらのジャズクラブに行くと何種類もの地場ビールの中から 色々とerabuことができます。できるならBLUESのジャズクラブに行ってください。シアトルBLUESはかなり 進んでおります。ここはBLUESのさかんな町です。ぼくはいつも行くのですが、子供は絶対に入れません ので、子連れは無理です。だから子連れのかおるちゃんは無理。残念でした。まあ、シアトルには他にも 参加して楽しめるものがぎょうさんあるからええわなあ。Bluesの代りに松茸がりにでもいくか!

二年ほど前に、小学館の編集員の土肥さんがシアトルに来た時は丁度松茸のシーズン。あの時はけっこう とれたねえ。鮭をみて松茸をくう。シアトルならなんですよ。証拠写真だけの為に忙しく移動するより ええわなあ。旅行会社にはこういうリッチな面を売りとする考えがうかばないんですねえ。みんな考えが 貧困だよ。五年ほど前のこと。ボーイングでの会議の通訳を頼まれて、移動の時に時間があまったので、 どこかありませんか、とツアーコンダクター(日本の旅行会社の部長クラス)に頼まれた。ぼくは彼等 を鮭が川を遡上している場所に連れていった。何しろ北海道に住んでいたって、鮭の遡上をみたことが ある人は少ないくらい。

秋には鮭の遡上

皆さん喜んでくださいました。しかし、ツアコンの野郎は僕にクレームをだし おった。ここがシアトルだ!という記念写真がとれるような場所でなかった、ということが クレームの内容だった。その場でぶっ飛ばしたくなったぜ。価値観の貧困だよ。そういうアホは、シアトル 2日であとはビクトリアにでも行って疲れ果てりゃいいんだよ、と思った。

まあ、以上では説明しきれていないが、シアトルとはこのように参加して楽しむ町なのであります。 かおるちゃん、それを楽しみにシアトルにきてくだされ。シアトルのイタリアにも連れていってあげるから、 昔とった杵ズカをBrushUpしておきたまえ!

2002年09月21日
小野沢昭志。

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