ボスは迷文家シリーズ

アメリカにどんな非があったのか(読者からのご意見)
なぜアメリカばかりが狙われるのか


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意見: なぜアメリカばかりが狙われるのか。アメリカにどんな非があったのか。という ことを表面に文字として現れてこない風潮(ワイドショー・NHKニュース)に ちょっとした疑問を感じていても、やはりスタバにいりびたりたっている。どこか 日本人としてのアイデンティティーのなさに苛立ちを感じているからかなと自問 自答する今日このごろです。

オノザワ: 
この戦争はアメリカ正悪の問題ではなく、アメリカの利権を脅か脅威を駆除すると いった、 いわばネズミ退治です。ネズミにはネズミの正義があるけれど、 目立った害を及ぼし始めれば大掛かりな退治にかかるわけです。アメリカという 庄屋さんのオトナリに軒を連ねる我々は、大家さん宅でネズミが増えて彼方 此方に菌を撒き散らしていることを知りながら、退治するのはカワイそうだ、退治 にかかる庄屋はトンでもない奴だと批難しているのですが、庄屋さんが退治をし なかったら、後々は我々の家にも侵入 してくることもあるのです。アメリカは、 アラブ諸国がアメリカの利益の方向に沿っている限り、また沿わなくとも害を及ぼさ ない限り余計なことはしないのです。害を与えてくるから駆除にかかったのです。

アメリカに対するアラブの怒りは、特にアルカイダやタリバンを構成するサウディ アラビア原理主義者たちの怒りは社会下層階級にいるものたちがもつ支配階級への 怒りであって、それを支え利用しているアメリカへのヤッカミやワダカマリがある のではないかと考えています。アラブといえば石油ですから日本もその対象である べきですが、アメリカの利権がアラブの石油事業をおさえていること、軍事大国で あること、イラク攻撃のみならずイスラエル援助していることなど様々な理由もあるの です。彼等はアメリカ人によるモスリム蔑視という思い込みに囚われているとも 感じられます。基本的には、フセインとは敵対関係にある間柄であるにも拘わらず 反米ということで一致してしまうのです。これに反して、イランはホメイニ というイスラム原理主義者が変えた国ですが、同じ原理主義者でありながら、 タリバン中国の毛沢東そしてカンボジアのポルポトがやったような文化破壊をしませんでした。 アルカイダやタリバンの場合、基本的には失うものを持たないもの達の劣等感や怒りが アメリカに向けられている ということではないでしょうか。日本でアメリカの非を責める人たちは、自分の生活 がアメリカの利権によって守られていることをもっと良く知るべきだと思います。

アメリカの立場とすれば自分たちの利権を守るだけでなく、タリバンによって虐げ られてきたアフガニスタン人を助けるという名目もあるのです。これは特にアメリカ が持つ世界の警察という意識の現れで、これを指摘する人もいますが、タリバンの 場合は明らかなる前時代的な人権無視をおこなってきましたので、抑圧されてきた アフガン人を救うことに僕は異論をもっておりません。貴女だってタリバンに従って 教育を放棄し顔を隠して外出することに抵抗はあるでしょう? 夫や息子が強制的に 連行されることも嫌では有りませんか? 軍国日本もタリバンほどひどくなかったですね。

小野沢昭志
2001年11月13日

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