ボスは迷文家シリーズ

その昔、旅と危険は表裏一体であった
道中、お気をつけて!


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僕は明日シアトルを発ちバンクーバー経由で成田へ向かう。目的は友人の演奏写真を撮影することである。 戻りは9日になるので、このHPの更新はしばらくおあづけです。

日本行き、道中気をつけていっていらしてください。ある人からこう言われた。道中、、ふむふむ、 ひょっとしたらこれは死語とちゃうんかな、、この言葉が僕に投げかけられたのは初めてのこと。 道っていうのは、東海道五十三次を旅する時代の人々が、箱根の山では山賊がでるから気をつけろ! という具合に使った言葉なのだろう。中仙道だってやばかったに違いない。参考までに、この中仙道 の読み方がわからずに、ナカヒトヤマミチと読んだ美人アナウンサーがいたそうです。

まあ、そんなこたあどうだっていいっすね。道中気をつけ乍らぼくは飛行機に乗るんだけど これだけは気の付けようがないよね。英語でも「Have a safe tripと」か「Have a safe flight」 そして「safe journey」 なんていうけれど、自分のコントロールがきかない場では気をつけよう もないのである。でもこの言葉の後ろには、「安全を祈っていますよ」という意味が隠されている のに違いない。その意味では日本語による「気をつけて!」も同様なのとちゃうかな。

ただ一つだけ機内の僕に気を付けようがあったなら、それは足踏み運動でしょう。僕は二時間毎に 立ち上がって、キッチンというかサービスのエーリアに行って、足踏み運動を40分やるのです。これを アメリカから成田の間で4度の繰り返し。脚が充血しないから、アタマがボーっとしない。酸素が送られる ので当然といえば当然。これは読書しながらでもできるので、けっこういい。最初は誰もから ジロジロと見られるのですが、そんなことを気にする我が輩であありません。気をつけて行って らっしゃい!という言葉を真に受けて「気をつけている」わけではありまへんで、 これをやっておくと時差ぼけもありまへんのや。それになあ、着いた日の晩でも、夜遅くまで人付き 合いだって平気のヘイザですねん。

旅に出る時の日米間の言葉の違い
日本では、
気をつけて行ってらしてください
お気をつけて!
飲み水に注意!
など、Defense的な言葉が多い。 これに対してアメリカは、能動的な言葉が目立つ
have a wonderful trip
enjoy your trip

最近は「楽しんできてください!」「良い旅を!」と言う人も増えてきたが、 一般的には「気をつけて」のバリエーションばかりが多い。その意味では、先日HPに掲載した 「健康に留意を!」=「私は貴方の身体のことを気つかっている」と何ら変ることはない。

さて、明日からの日本だが、気をつけて行くことにしよう。

おのざわショージ
2002年07月25日(木曜日)

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