ボスは迷文家シリーズ

小善は大悪に似たり
良い人を演じても無責任な結果になることが多い


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入信:
「仕事がない」といつも嘆いてばかりいる知り合い連れて、以前、私がお世話になった 中堅会社の社長に会いに行ってきました。 そこの社長とは”紆余曲折”あって私が技術兼営業を担当してからのお付き合いでした。そこで、 その会社がXXの隣町に工場を建設するのでXX関係の話がしたいとのことだった。 そんなタイミングだったので、仕事がないという知り合いを連れて彼を社長に紹介してきたのですが、 結局、私がいないと向こうは話しに乗ってくれない、と弱気になってに知り合いは私のところへ 戻ってきました。 先方は、彼が醸し出している弱気の雰囲気を読んでしまったのかも知れませんね

返信:
貴方が”良い人”を演じて、そのお知り合いにそれをExtendして、良い結果を出さなか ったなら、貴方は相手の社長が貴方に示した信頼を裏切ったことになるのではありませんか?

そのお知り合いはかなり弱気の嘆き屋さんですよね、その程度の仕事しかしない人ということですね。 そういう人を紹介するのって、貴方を信頼してくれている相手の社長を騙すことになりませんか? 貴方が自信をもってスイセンできる人を紹介したのならともかく、、実際はそうではない。 哀れに思った。その方を何とか助けてあげようという貴方がみせた思いやりですよね。 要は感傷です。貴方もお分かりだと思うのですが、ビジネスに感傷は通じません。 そんな人を紹介されて、相手の社長も迷惑だったことでしょう。

僕は、アメリカの自転車業界では、ある程度の地位にあった人間で、 かなりの人々からの信頼を勝ち得ておりました、、。た、というのは、 今の僕は、かなり業界から離れてきているので、こういう言い方です。

僕のところには、よく推薦状を書いてくれ、、と依頼してくる人たちが かなりおりました。書く場合と書かない場合があって、書く場合は、 推薦状の中に僕が知る範囲のことをエスケープ・クローズ的に、それも 前向きに書き込むことを忘れなかったし、書かない場合は、推薦状に より両側を欺くことがあったので(嘘)、書かないことにしている、などと 言って断ったりしていたのです。書いた場合、相手の求職先がわかって いれば、電話をして、僕がその人のことをどの程度知っているかの 説明をしたものです。

推薦状を求めてくる場合なんて良い方で、 過去、僕がスイセンなんてしていないのに、僕からスイセンを受けたとか 勝手に言って、求職する人たちが何人かおりました。殆どの場合、相手 から確認の電話があったので、僕の知り合いがそれを信用するというこ とはなかったのですが、世の中には、普通では想像できないことを イトモ簡単にしてしまう人たちがいます。

僕の言葉を信じて、その人間を採用した時、その人が期待に沿うだけの 働きをしなかったら、僕は僕を信頼してくれた人に対して「いい加減」な スイセンをしたことになります。ましてや、スイセンを受けて入社したは 良いが後で問題をおこしたとなれば、僕の「いい加減」はアダとなってしまう のです。

あそこの会社に誰それがいるから、あたってみろ、、ということはあります。 しかし、そういう時でも、こんな男がいくから話のひとつも聞いてあげて 欲しいと電話をして、どの程度の知識を僕がもっているか、その範囲も 説明します。相手は、僕へのCurtecyとしてその人と会ってくれますが、 僕がその男を完全に信用しているわけではないことも知ります。

僕は決して「良い人」を演じたり、
先輩面をみせたり、
影響力の誇示もしません。
カッコつけていい気になることもありません。
そんなことをしても、、 相手を裏切る結果にツナガルことになる可能性の方が大きいので、やらないだけですが、、。

2002年09月30日
小野沢昭志

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