クラビングの楽しさ
蟹の季節は何といっても秋から冬にかけてだが、蟹釣は8月の中旬頃からが楽しい。この頃になるとモルティング(脱殻)した後、肉(み)をつけはじめてくるからだ。 蟹釣には色々なやり方がある。スキューバ・ギヤーで潜ればつかみ放題だが、この方法は誰にもという訳にはいかない。
一般的には蟹篭に鰯、鰊の頭や鳥ガラを仕掛けておびき寄せる方法がポピュラー。これにはフィッシュィング・ピアーで垂らすやり方と、ボートで浅瀬の沖に出て垂らすやり方たん通りのやり方がある。どちらの場合でもロープに目印の浮きを取り付けてできる。但し、メスや腹幅の六インチ強以下のオスはリリースしないと厳重に罰せられるので注意が必要。何れのやり方をとるにせよ、蟹、即ちシアトルでいうダンジェネス・クラブは潮の引きとともに岸を離れ、満ちる潮とともに巣に戻る。だから頃合を見計らって釣に出向くこと。どちらの場合でもロープに目印の浮きを取り付けておくと篭の設置場所がわかるだけでなく、ボートも近寄らない。少なくとも30分は垂らしておこう。ラッキーだと2ー3匹捕獲。タイド・テーブル(潮見表)はスポーツ用品店で 一ドル程で入手できる。必ず潮をみて出かけること。カゴは二ー三十ドルでビッグ5で買える。
変わったつり方では潮の引ききる前や満ち始めに腰から胸あたりの深さまで水に入り込み、水中眼鏡で海底を覗き込み乍ら蟹を探す蟹獲法がある。見つけたら足で踏みつけて抑え込むのだが、捕獲するにはサーモン用の網を使う。足で抑えている蟹を包む用に網を近づけて、足を離すと同時に一気に網ですくいあげる。これが結構上手ゆく。但し、ピュージェット・サウンドは夏でも水温が低いのでウエットスーツや釣用の防水ツナギが必要。
釣り上げた蟹は背と腹を尻部で挟む用にして強く掴む。少しは暴れるがしっかりと掴めば問題なし。折角つり上げ蟹を逃がしたということの無いようにくれぐれも注意が必要。 本番の前に宇和島屋の魚売場で練習してみるのも良い。但し、練習後は一ー二匹購入する。それが蟹師の仁義。
釣場は、ベリングハム南のララミー州立公園がオススメ。穴場は? ヒント:海水浴の砂浜はノー・グッド。