ボスは迷文家シリーズ |
体力と精神の管理ができなくて経済管理が出来るの?
日本は次の五年の間に急速に悪くなる (2)
東京の青柳さんよりコメントが入りました。
A: 「フリータの仕事ですら、今後の日本ではなかなかアキはなくなるでしょう。」というのは事実です。池袋のビックカメラへ行ってみると分かるのですが、パソコンやデジタルカメラの売り場では中国人が接客しています。彼らの接客振りをみると、説明も的を得ているし、接客態度も優れています。このことを友人に話しましたら、多くのこういった店では中国人が進出しているそうです。パソコンの周辺機器などのサポートセンタに電話すると、やはり中国人が応対するところもありました。このように、ハイテク分野には外国人が就職しているのも、日本人がハイテクとかITといった分野が苦手だからでしょう。フリーターでもハイテク分野に強ければ就職もさほど難しくないと思います。
O: 中国から来た人たちは、次のレベルに上がっていくことを目指していると思うのですが、今の日本の若者達、特に男子にはナヨナヨしているだけで、人生を無為に生きています。目指すものを持ってませんね。いい年してまだオシメさえとれていない連中まで多くいます。私は日本に戻るつもりがないからいいですが、彼らの世代になったら日本もヤバイですね。今でもヤバイですから同じかもしれませんが。
A: 日本ではITバブルがはじけた今でもまだ、ITが国家戦略としてふさわしいと言っている人が多く見られます。最近の報道によりますと、シンガポールでは最近ではバイオにも注力しているそうです。日本が、「馬鹿の一つ覚え」のように IT IT といって遅れをとっているうちに、他の分野でも遅れをとってしまいそうです。
O: 日本は資源を輸入に頼る国です。食料や燃料という国民の生命維持の資源さえ輸入です。石油に代わる燃料として、スカンジナビアでは風力発電の汎用化が進んでいるし、アメリカとカナダでは水素燃料がすでに実現しています。資源のない日本だからこそ、石油に代わる燃料の開発を国家の存亡をかけておこなうべきだったのに、政府、企業、国民はニワカ小金持ちになって頭脳をNO味噌にしてしまった。ここいら辺で日本が世界に先んじることができるチャンスは過去にいくらでもあったのですがね。こんなことが脱工業品生産国の空洞化を埋めるものになってくれた筈です。IT革命が騒がれていますが、これは電話料金を大幅にさげたり、以前ご指摘されていたように英語を国語にするくらいの改革なしでは革命は達成されませんよね。
A: もう一つ大事なことは、失業率が高い(5%)といっても求人と求職のミスマッチとも言われています。確かにITの世界では求人の方が多いのです。しかし、求人側の求めるレベルは非常に高く、例えばC言語など、教育でそのレベルに達することは不可能なことが多いのです。そこでもやはり、アメリカなどに留学したことのある中国人とかインド人が起用されるようになるのです。
O :サラリーマンをやっていた中高年がホームレスになっているそうですね。何故、彼らはホームレスを選ぶ前に中国人たちがやっている仕事につこうとしないのか? 全ては相対的ですが、楽さのギャップがショックなのだと思います。みんな井の中の蛙で、第三世界を知らないから、こんな状況の中にあっても、彼らと比べたら日本は天国のように恵まれているわけです。私のお袋がよく言って言葉、「上をみたら限がないけれど、下をみればもっと大変な思いをしている人が多くいる、、」。私は、中南米で極端に下の人たちの生活をみてきました。こんな時代なのだから、仕事の内容が下がっても、それを不平に思い自分が惨めと思っていたら、その人に幸せなんておとずれません。今をベストにする態度が求められます。そうすれば、何だってできるでしょう。。
A: 結局のところ、日本がITを国家戦略にするならば、外国人に頼らなければやっていけない事態になっているわけです。小泉首相が「ホームレスでも新聞が読める」と言いました。これは日本の識字率が高いことを誇りに思ってのことでしょうけれど、他の国々も教育水準は上がってきています。ITが本当に日本人にふさわしい戦略なのかよく見極める必要があると思います。
O: アメリカの識字率が低い理由の最大の原因は移民の数にあります。アメリカ生まれであるにも拘わらず中国人社会そして日本人社会にうずまってきた為に英語をよく喋れない人たちもいるくらいです。殆どの日本人戦争花嫁たちは読み書きすらできません。
A: 先ほどのフリーターの方にお奨めします。世界は広いのです。自分に適した職業を早く見つけて、その職業がやり易い国に行くことです。 私は、日本の農村の「出稼ぎ」は、将来は中国とかロシアに行くようになると思います。
O: 私は日本とアメリカの間を頻繁に移動して毎日のようにインターネットをつかっていますから、私には両国の間に国境を感じることができません。今はそういう時代になったのですね。日本経済は、過ってのイタリア経済や英国経済のように沼底まで落ちて停滞すると思っています。日本人にとって南米は遠いので、ロシアをはじめとする昔の東欧で日本からの投資進出を計らって日本の技術者の雇用輸出がなされるかもしれません。その意味で技術系の人たちには有利です。文系や美系では食べていく道がせばまりますね。私は70年代の高度成長期でさえ、企業就職が私の将来を保証するもではないと信じていたのですが、今ではもっと信じられないのです。にも拘わらず若者達が就職を目指している。私には彼らの考えを理解することができません。生存の為の最終責任は、雇用者の命運を握る企業にあるのではなく自立心にあるわけです。ソコイラ辺を勘違い人が多いことに頭を傾げざるを得ないでいます。村社会の日本だからでしょうか、依頼心、依存心、責任転嫁心が強いですね。
O: 日本は終身雇用制をいってエバっていられたのは高度成長の時代に日本人が浮かれて伸びる日本を自慢していた時だけです。伸びとか成長はある時期が来ると止まり、その後は老化が始まるわけです。日本人の食事は、日本食の栄養バランスは良いという神話の上に成り立っているだけで、実際には身体に悪い食事を愛妻料理から摂りつづけています。赤提灯料理はなお悪いです。生命力に影響を与える食事なのに知識が非常に低いですね。常に「美味しさ」だけが優先されていて、それは異常なほどです。これだけをとっても、多くの人たちの身体が酸化していることが理解できます。紫外線を避けている20代の女性ですら顔にシミをつけています。細胞が破壊されているわけですが、これは食事からくるものです。30代40代の日本人男性はシミだらけ。
O: 日本経済も同様です。日本人の身体と同様にかなり老化しています。老化の先は、破壊、崩壊、そして死しかありません。そこで代謝が必要となるわけです。怖いことは代謝をする筈の若い世代が既に老化していることです。若い人たちの多くが運動をせず、「美味しい」という理由だけで、悪い食事を摂りつづけています。体力の上でも、53歳の私を体力的に負かす若者と出合ったことがありません。私が強すぎるのではありません。若者達の自己管理がなっていないだけです。自己管理ができない人たちに国家管理は無理ですね。
おのざわショージ
091100