ボスは迷文家シリーズ |
公団などの独占企業は国民の利益に反する
自由競争の原理
小泉首相が公団の民営化を急ピッチで進めようとしている。是非実現してもらいたい。 今の日本の状況にあっては、公団は国家予算食いつぶし虫でしかなく、国民の利益に反 する太った豚と化しているのです。食いつぶし虫をやっていても許される無競争の状態 にあるからです。競争があれば、そんなことをしていられません。相手に凌ぐ為の努力を することになるのです。それが国民の利益に繁栄されるのです。予算上の問題としてではなく、 究極的な国益の為にも公団の民営化は実現させなくてはならないものなのです。
運動会のカケッコで順位を決めたら遅かった子がカワイそうだからという理由で、 一等も二等もなく全員同等している学校だか幼稚園があるそうですね。自由競争の 原理を無視した「遅い子がカワイそう」論はキワメテ浅慮な考え方です。一等の子 はもっと励み、三頭の子は次は二等に入るように頑張る。二人とも力量が並んだ時 に凌ぎを削るので最高記録がでることがある。そんな原理を無視したところに良い ものは生まれないからです。
商品でも、電話会社でも同じ、競争の原理を無視したところに進歩はないし、 国民の利益にもそぐわないもの。電話料金がいい例です。世界に先駆けて 電話会社BELLの独占を解体したアメリカの現状では、電話カード会社ですら 自由に生まれて何処も凌ぎを削る環境を可能にしました。僕がつかっている カードは20ドルのものですけれど、日本への国際電話はアクセス料なしで 4時間10分。これは10ドルで2時間5分という信じられないほどの安さ なのです。日本の電話カードは、東京都内のローカルコールにしても1000円 のカードで30分くらいしか通話できないことを考えたら、アメリカから日本へ の国際電話料金の方が都内のローカルコールよりも大幅に安いということになるのです。
郵便だって同じ。アメリカから日本への国際メール料金が日本国内の葉書料金と同じ。 こんなことを許しているのが日本の官僚仕事です。アメリカは郵送業なども解体したから、 今ではFedexやUPSなどからの競争が激しく、郵便屋も値上げは抑えられ傾向にあります。 封筒や葉書などはさすが既に組織化されている郵便局の強みでFEDEXなどに入り込む余地は ないのですが、宅配封書では強みを見せているし、郵便局もオチオチしていることができないのです。 アメリカ郵便屋は、歌手だとかの切手を発行して、客が郵便局にくるように仕向け続けてきましたが、 日本の政府郵便事業はその意図するところではなくエンターテイメント的な部分だけを真似ているのです。
アメリカ政府はマイクロソフトが独占企業になることを恐れて、 MS社を解体分割しようと試みたが攻勢は激しく苦戦しています。 アメリカの自動車企業は部門分割をして同企業内競争をさせている。 GMには、ポンティアック、シボレー、GMC、キャデラックなどがお互い に競争をしているのです。他メーカーも同じで、フォード・モーターズ にはフォード、リンカーン・マーキュリーがお互いに競争しています。 そして全体として自動車メーカー間が競争しているのです。
ソ連の宇宙開発力はアメリカとの競争があったからこそ伸びることができました。 しかしソ連内の生産企業は独占で競争がなかった為に国の予算を食いつぶした結果、 一国の経済が成り立たないようにしてしまいました。独占は共産主義経済と同じ システム。企業努力はホドホドだけでエッジをもちません。官僚たちによる予算 食いつぶしをする為の道具と化することが現状です。それは国民の利益に反する ものなのです。チューゴクのケ小平主席(故人)が、毛沢東路線を大幅に変更して 自由競争市場経済システムを取り入れたことは、中国を繁栄の道にノセタことと して高い評価に値するものです。小泉さんには、どんどん公団の民営化を図って もらいたいですね。公団の民営化に反対する連中は、一国の命運の厳しさを理解 していないのと同じです。
おのざわショージ
120701