ボスは迷文家シリーズ

個性教育を推奨するくせに個性との付き合い方を知らない人たち


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おのざわ:
個性的であるということは、アクが強いこともあり、出る釘が他人の気に障るように、「アイツは生意
気だ」といった批判の対象になることが多い。個性教育を推奨するくせに、その実、個性を出されたと
たんに「生意気」な(実は個性)発言者を潰そうとする人ばかりが目立ちます。個性とは古い殻を破る
ものであることから、集団の価値観さえ破壊しようとすることがあるのです。基本的には、個性推奨者
たちは観念論で酔っているだけで、「個性を認める・伸ばそう」とする行動が伴わないのですね。要は、
個性との付き合い方を知らない人たちばかりがいるのです。

YTM:  
はい、ほんとにそうです。個性、個性といいつつも個性と直面した時に、その強さにとまどって、もて
あましてしまっている、、。

おのざわ:
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という言葉に代表されるように、仲間同士で徒党を組んだ人を認
め、そうでない人には反発。仲間が個性をだせば、みんなと同じでいるように頭の高さをならす。一匹
狼が少ないし、孤立している人がいても、「ハグレ鳩」のような孤立が多い。渡り鳥やスズメ、そして
シマウマが群れているのと同じですよ。そういう習性の人種なんですよ、絶対に。

YTM:
 なんか、ちょっと淋しいですね^^;。

おのざわ:
「めだかの学校」「ドングリの背比べ」「出る杭(釘)はうたれる」「村八分」「中庸の精神」「集団
自決」今でもそうですが、いつも皆といっしょなんです。それが嫌な人は自由業だとか個人業をやれば
いい。昔から、「集合体の力」というものを得意技としてきているからですね、きっと。兵隊とは使い
捨ての運命だった。今、兵隊たちが使い棄てられている

親の前の前の世代から、同じように生きてきているから集団でいることがあたりまえ。それが日本の
高度成長を実現させたのだと思いますが、現代ではその性質が命取りになってきている。 

おのざわ:
個性教育だなんて言いながら、先生を初めとして個性との付き合い方さえ知らない連中ばかりがい
る、、。 XX氏のお嬢さんの個性が日本に戻った時に潰されそうになってアメリカへ戻ってきまし
たね。

YTM:
そのような お話を聞いたことがあります。でも、彼女は幸せですね。一旦日本⇒又、アメリカ 
ですから親としては、いろいろ大変だったんじゃないでしょうか。(特に経済的に。大きなお世
話かもしれないけど)日本人の帰国子女の場合は、ほとんどが父親の会社の転勤で移動させられ
るわけですから、日本でそういう目にあったとしても又、戻るなんてできませんから。せいぜい
がんばっても、インターナショナル・スクール止まりです。

日本は島国で、歴史的にも外敵の脅威にさらされることが少なかったし、世界でも珍しい単一民族、
単一言語の国です。共通だと思われるものさしが 一致しやすい。だから、個性を認めるより、
共通項を探す方が楽チンなのでしょう。

おのざわ:
古墳時代の頃から朝鮮半島を経て日本列島に渡ってきた蒙古系民族が文化的にも武力的に優れてい
たので日本列島を支配した。ポリネシアからも渡ってきたがそれは少数。西アジアから東南アジア
を渡ってもきていた(?)、それがアイヌ民族ではないかな?と僕は思っております。オキナワに
は当然のようにインド・ポリネシア・蒙古が混ざっています。でも基本的には日本民族の99%が
朝鮮半島経由で渡ってきた古代中国人と朝鮮人という説が強いですね。

アイヌが北海道にいるのは蝦夷狩りで追われたからであって、彼等は昔から大和あたりにいた。
人種的にはコケイジョン(コーカシアン)なので、その血がインドからでなかったらどこから
渡ってきたのか?

日本語、ハンガリー語、そしてフィンランド語に共通点があって、この三つともインドヨーロッパ
語圏のものではない。日本語はもともとアルタイ語系だが、、、、。ワカンネーことばかりです。
僕はフィンランドに何度か行ったことがあるのですが、みんなエラク親日的です。それはこの国が
モスコウに近いことからいつもロシアから組み伏せられていた、そんな時に日露戦争で日本が勝っ
たもんだから、フィンランドはロシアから独立することが出来た、、という歴史的な背景もあるの
ですが、言語的な類似点もあるそうです。 フィンランドをスカンジナビアとよぶ人がいますが、
スカンジナビアはゲルマン語とラテン語に語源を持つスエーデン、ノルウエー、デンマークの三カ国。
例えば、Thanksをドイツ語ではDanke、、これは貴女が勉強された言葉ですが、スカンジナビアでは
タックです。ところがフィンランドの言葉はスカンジナビア諸国のそれとは異なります。

僕は、「ビールをもう一杯」、という言葉を五ヶ国語でいうことができます。
「フロイライン、アイネ・マス・ビア・ビッテ」
「シャオチエ、ビーチョー・イーピン」
「セニョリータ、ウナ・マス・サルベッサ・ポルファボール」
そして日本語と英語
ドイツで自転車を乗っていておぼえた言葉
「ズィンツィ・ミューデェァ?」
「ナイン、イヒト・ビン・二ヒト・ミューデェァ」
「フロイライン、ボ・ボーネン・ズィー?」

いずれにしても、日本は島国ということで、陸続きの国境を持たなかったからばこそのホモジーニ
アスなのでしょう。混血になる要素が低い。日本人はもともとポリネシアや蒙古とで、、といわれ
ているものの、基本的には島国のため、交流に限界があった。だけど狩猟民族でなく農耕民族であ
ったということが共同体を頑強にしたのではないでしょうか。共同作業をしなければ成り立たなか
った。狩猟民族は、少数のグループで獲物を追って土地を動く、収穫を待つために一定の土地にす
まない。従って侵略や略奪もやる。


おのざわ:
僕が住んでいる湖では冬の雨の朝でもウエットスーツで水上スキーをやっているのもいますからね。

YTM:
これもすごいですね。ホントニ好きだったら、暗かろうが寒かろうが関係ないのですよね。

おのざわ:
そうなんですが、こういうことが日本では許されず、すぐに変人奇人扱いになってしまう。あげくの
果てには、思いやりの気持ちを示されて、「危ないから」「風邪をひいたらいけないから」「若くは
ないんだから」「家族だってあるんだから」「歳相応の分別をだして」、、、こんな理由を羅列して
「そんなことやめたほうがいい」と言われてしまうのです。風邪は気温が低いから患うのではなくて
抵抗力が弱まるからひくのですよね。歳相応の分別というのは「めだかの学校」で先生に引率されて
いる生徒の考え方なんですが、、。

YTM:
それがなんとも悲しいというか、残念というか・・・。誰に迷惑をかけて いるわけでもないのです
から、冬の寒い中でウエットスーツを着て水上スキーをやろうが、灯りを背負って夜に自転車で走
ろうが、その人の責任でやっているのですから、他人がとやかく言ったり、奇人変人扱いすること
ではないんだけど。
結局は、個性との付き合い方を知らないということなんでしょうね。

おのざわ:
そうですよ、何っていったって、サングラスをかけているくらいでそれが奇抜であるがごとくコメ
ントする人が多い国ですからね。

オノザワショージ
2001年7月15日


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