ボスは迷文家シリーズ

無防備な女性たちへの警告 5 への一言 & カイトウ
射精産業に感謝すべき、菓子折り持って行きますか?


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女性は、射精産業の存在に感謝すべし、という9月25日付の文章に一言イチャモンクレームが入りよった。 ああ、怖かった。

さて、本日のHPの記事について、一言申し上げ候。 四百字詰原稿用紙範囲内でご回答願いたい。

「女性達は、射精産業に感謝するべき。」という記述について、女性の私自身としては、 ちょっと受け入れるのに違和感があります。それは、なぜか?

つまり、
@男性とはそういうもので、そういう生理に基づいて生きているので、
Aそこらここらでどんどん生産される精子の受け入れ先が必要となり、
B日本ではそういう産業が市民権を得て、堂々と営業できているので、
C男性達はそこで自分の精子を放出し、
Dよって、日本においてはレイプ、その他の性犯罪の発生率が低くなっている。
つまり、
E射精産業の存在のおかげで、巷の女達はレイプから守られている。

大先生は、この論法によって、
F「ほらね、女性達は感謝するべきだよ、よかったね、君達がレイプの危険から免れて。」って仰りたいんだと思うんです。

でも、それは、男の傲慢ではないでしょうか。 違う?私の思いすごしかな? 傲慢、と言ってしまえばそうかもしれないし。 傲慢は傲慢で、その存在は如何ともし難いものなのでしょうか?

つまり、@でいう、男はそういう生理で出来ているから、男は、次から次へと生産される精子の放出先が必要だから、、 ここを全肯定して進めば、そりゃGの感謝すべきへと脈絡がつながるのもわかるのです。 でも、@を全肯定して、しかるべきなのでしょうか。

私には、ここがクリアできません。 そういう生理だから、だから、いかんともし難い。 ほんとうにそれでいいのでしょうか。

射精産業に感謝する。つまりこれは、男性の傲慢の存在を先ず認める。それらに存在価値を与える。 まず、初めにこの作業を行った上で、展開される理論です。 男性の傲慢を認めるより、それより先に、女性の尊厳、一個の人間としての存在を、認めるべきではないでしょうか。 そうはいっても、この世の中がすでにそういう状態で成り立っているじゃないか。と、仰るかもしれません。 そうなんです。 それを言われると帰す言葉が見つかんないんだけれど。

この先も私の説を展開していくのもいいのですが、一旦この辺で大先生のご意見を伺いたいものです。 私はまちがっているかな?

射精産業に感謝するという案に 一石を投ずる大和撫子より 2002年09月26日

感謝すべき、、というのは、、 奇をてらう、、、種の、、、逆説でありまして、、 檀一雄が、、親があっても子は育つといって、、 読んだ人に違和感じささせましたが、それに似た注目集めの手法です。。 そりゃあそうですなあ、 親があるから子は育つんですし、 本来は、なくとも子は育つと”言うべき”ですからねえ。 ところが、"言うべき”を言わず、逆説を言った。 それが、感謝すべき、、でありました。 これが、奇をてらう手法であります。

何で感謝せにゃならんとよ? という関心を集めますもんで、、、はい。 でも、逆説は読む人もわかっていて、 この場合、”文字通り”の解釈に反論がでることは余りないのです、、 あっても、法解釈をする方々だけでせうか、、、( ひょっとしたら貴女様は法律系のお方でせうか?

千恵子は気が狂っていたのですが、 光太郎が書いた詩の面白さは、 千恵子の気が狂っていたということを知らない人が
読んだ時に受ける違和感にあります。
何しろ、でだしが、、
1a)東京に空がないと千恵子がいった、、,
なのですから、、
2a)東京にだってちゃんとした空はあるじゃないか、、
というのが、冒頭を初めて読んだ人が受ける違和感です。
これは貴女さまがもった
1b)「感謝すべし」にシックリいかない点と同じです。
2b)感謝する必要はどこにもない、男の傲慢だ! に似ています。

当然、僕が言わんとしている点に関心も集まるってえこった。
本当の空がみたいといった、、
(東京にある空だって本当の空なんだよ、、、、)
故郷の安達太良山の向こうに見えるのが本当の空、、、、
ここで、言わんとしているポイントがつかめます。望郷の千恵子を描いたのです
東京の空は本当の空ではない! と言い切る”言い過ぎ”に、故郷にある本当の空への 強調がかくされております。同様に、感謝すべき、と言い切る”言い過ぎに”、だからこそレイプが 増えないんだ、という強調が隠されているのです。

オリンピックとは、戦争ではなく運動で戦おう、という主旨で産まれたもの、、 レイプではなく、射精産業のお世話になってこい、、という主旨で産まれたものではないのですが、 この産業があるから、、犯罪が抑えられていることは確かだと思うのです。オリンピックの代替え 戦争に似ています。よって、 それは、必要悪なのかもしれない、、、 ここいらが僕が言いたかった点であります。

そこに関心を集める為に、感謝すべき、、としたのであります。 僕が言わんとしている点に同意して、明日、菓子折りをもって、 ピンクサロンまで感謝しに行く女性は誰ひとりとしていないでしょう。 ですから、こう書いたものの、僕は女性たちに感謝することは求めてはいないのです。 求めてはいないのだから本心ではない。よって僕の傲慢だとも思えませぬ、と 今になって反論しております。 感謝すべきとは、言葉の彩でしかありません。

2002年09月29日
小野沢昭志

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