ボスは迷文家シリーズ

生ゴミ処理機と水質


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Tさん:
日本の、そちらから見るとセコイと感じられるかもしれない生ごみ
処理機で最近、こんな体験をしました。あることがあって、(余計な
というか、過剰な行政サービスで)一台我が家にきました。
それを試すと、とても匂いが出て、狭い家では使用に絶えないのです。
私のうちは幸い大丈夫なのですが、それでもお隣に遠慮して、設置
位置を変えました。

Onozawa:
機械の設計上の問題なのでしょうか?要は無料で配るものだから、
安く抑えて脱臭デザインではない、、?きっと日本の家庭に配るもの
だから直付けではなく、設置タイプなのでしょうね。アメリカのものは、
生ゴミをそのまま流し落とせるものです。私が留学していた70年初頭
にはありましたから、生ゴミ処理技術では日本は大きくオクレをとってますね。

Tさん:
設置型で、完成品の型落ちです。というとおわかりいただけるかと思いますが、
新製品が出て、機能的にはあまり変わ らないのですが、売れなくなって
しまうので、メーカーが自治体に協力するという名目で、実際は処分ですが、
配布されたものです。このこと自体も、よくある日本的な ことです。何か
やっているという形を作りたいので、本質よりも表面的な姿を作るこ とから
始めます。

Onozawa:
結局、悪臭対策されていなかった商品が返品や売残りになってしまって、それを
安さ故に良く調べもせずに買ったのかもしれませんね。アメリカでは、オンブズマンの
ような目も光っているし、商品に関してはCPSCやComsumerReportがうるさいので
イイカゲンなものを売ることはできませんし、ましてや市や団体がイイカゲンなものを
購入したら担当者が失職してもおかしくないほどの責任問題になります。日本も
そこいらへんでもう少し厳しくなれば税金の無駄づかいにならないですね。挙句の果て
に外務省んのタクシー券ではないですが、キックバックなんてあったら許せませんよね。

Tさん:
バイオ処理ですが、これ自体は、よく働きます。技術者の方の苦労はわかります。
脱臭装置を付けると、すごく高くなって、維持費のうちの電気代もすごく高くなって 
しまうというのが、作り手の都合なのでしょう。
 
Onozawa:
こちらの直付けタイプの生ゴミ処理機は脱臭装置なしですが、どんどんと下水に流されて
いて、U字管が臭いをシャットアウトするので悪臭は全くありません。小売値で50ドルから
買い求めることができます。私は70ドルくらいのモーターの大きなものを買いました。

Tさん:
単品だけを取り上げれば、いかにも日本的ですが、日本社会の中では、よさがよさと 
して、そのまま発揮できなくなっています。多分、良心的な技術者は、これに限らず、
悩んでいることと思います。

Onozawa:
設置タイプの限界なんでしょうね。生ゴミ処理を流しの下に取り付ければ、
流しに溜まるゴミをそのまま流し込んで処理できるのに、、、狭い住宅
内に余計場所をくうものを、、、、。買い求めやすくするための方策なんで
しょうが、消費者の使いかっては悪い。絶対に直付けにすべき商品だと
思います。
 
Onozawa:
アメリカから日本へ行って、その度に感じる事は下水管からの汚臭です。
多くの過程で同じです。私の東京の自宅でもそうでした。これは配管の
やり方に問題があるのだと思います。私が一時住んでいたマンションでは
流しの排水孔から小ハエが飛びでてきたことがありますが、これこそ配管
の手抜きです。アメリカでは流し直下に生ゴミ粉砕機(2馬力モーター)が
取り付けられていて、その下側の管が20センチほどのU字管でジョイント
されております。生ゴミを流し終わった後は、U字間に溜まる水が下水溝
側と流し側への通気を塞ぎます。

Tさん:
そんな折、三洋電機がテレビ広告を出しています。自然派、でおしゃれ
なものというイメージを作り出していますが、現実はそうではありません。
匂いはするし、ごみ処理とはいえ、きちんと管理しないといけませんし、
堆肥としてすぐに使うことはできないのですから。メーカーとしては、
そのようなことを説明すべきなのにしません。

Onozawa:
生ゴミ処理機は専門家に依頼しなくても日曜大工で取り付けることができるもの
です。私は水マワリの修理などが苦手ですが、水道管の配管側にフィルターを
直接つけたり、ゴミ処理機の交換をしたり経験をしています。面倒だとは思って
ましたが難しいことはありません。悪臭は設置型の限界かもしれませんね。

Tさん:
友人の川をきれいにするという運動をしている人が、水がきれいになったのを見て喜 
んでいる人がいると困るといっていたのを思い出しました。水質は汚れているのに。 
多少水が澄んできただけで、大丈夫と思ってしまう、表面だけで済ましてしまう日本 
の現状です。

Onozawa:
私は、シアトル港湾局だけでなく、シアトル北の町のエベレット港湾局にて水質会議の
同時通訳の仕事をつとめたことがあるのですが、こちらでは新しい河川工事などをする
時には、そこにあった生態系をそっくりすぐ近くにに移した上で生態系と新しい防波堤
やハーバーが共存することが前提となるデザインにしています。日本は、川はどんどんと
コンクリで固め大きなドブのミテクレにかえていますが、こちらでは地下水が土壌を
通ってフィルターかけられることも重要な点として残します。

おのざわショージ

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