ボスは迷文家シリーズ |
日本は共産主義だ
日本の公務員社会ほどの共産主義社会はありません。会社も似たようなものですが、仕事をやっていようがサボっていようが勤務年数によって必ず昇給する。反面、成果を出しても誉められるだけで、給料には反映されない。これが共産主義でなくて何なのでしょうか。上の連中は上でグルになって予算をごまかしたり、海外目的の予定もないのに予算消化の為に海外視察に出向いたりする。相手へのお土産だと言っては高価な買い物をし経費で落としそれを自分のものとする。そして本当のお土産は自分のお金で安いものを買ってそれを置いてくる。せこい連中が沢山います。そして経済ミッションとなうって出かけるものの、会議の間はおとなしく時間消化しているだけで、質疑応答なんてやりません。受け入れ側の、市長や州政府が説明している間でも居眠りをしていたり、質問はゼロ。受け入れ側もそれを知っていることが僕にも分かるので、本当に恥ずかしいです。公務員の現状は悪性の癌を体内に抱いています。それが目立ちますね。日本を取り返しがつかないまでに蝕んでいます。
僕は以前ひんぱんに県庁ミッションとシアトル港湾局との会議などの同時通訳を依頼(近鉄がこちらにあった頃まで)やっておりましたが、今は馬鹿馬鹿しいのでやりません。会議の間は居眠りの課長クラスの連中も、夜の食事が終わってから、僕のところに酷い口臭の顔を近づけて、「これがいるとこはないの?」と小指をちらつかせるのです。ぶっとばしてやりなくなるほどです。地方銀行の中堅クラスの団体とアメリカの銀行の会議の同時通訳をやったこともありますが、真剣さが異なります。
自転車の生産国は今や中国なのですが、中国のメーカー訪問すると、そのメーカーの客専用の宿舎が工場近くにあって、そこへは世界各国のメーカーからのバイヤーが宿泊するそうです。僕の友人の一人がアメリカの量販店メーカーのプロダクトマネージャーになってそのメーカーと取引しているのですが、この会社のポリシー(NY市場上場会社)で、取引先からの接待などを限っているので、自分達の経費でホテルに宿泊するのですが、初めて行った時にホテルの予約をとってもらったと思いきや、メーカーの寮のような各部屋女性つきの宿舎だったそうです。そこにはロシアからのバイヤーたちが必要以上に頻繁に来たとアメリカ人の友人は笑っておりました。ロシアの共産主義は崩壊していますが、役人のフリンジ・ベネフィットをエンジョイしているのでしょう。
おのざわショージ