ボスは迷文家シリーズ |
参議院選挙が終わって
青柳
小泉人気に対して、外人評論家がテレビで「小泉首相の演説に集まる人々は
カメラを首相に向けて、顔だけ写してさっさと帰って行く。政策とは無縁の人々で、
演説を聞きに来たのではなく見に来ただけ」と痛烈な批判をしました。まったくそ
う見えます。このような人々が投票したかどうか分かりませんが、こういう人々に
支えられて当選した自民党、日本は危うい気がします。
東京には大して忙しくはないくせに、セワしなくしている人が多いですよね。 忙しいから運動(プールなど)に行くひまがないと言うくせに、井戸端会議ができ るなら何処までも何時間でも、、という女性が多いです。何かひとつのことにじっと していることができない。そんな人たちだから演説を最後まできかなかったという人 もいただろうし、小泉には興味があっても演説内容に興味がないというお茶の間 ファンが多いのでしょうね。これひとつをとっても、彼らが新鮮なイメージのスターを 応援しているだけであって、それが政策でないことが理解できます。
こんな人たちに支えられている政権は怖い不安だとされる青柳さんがおっしゃる点 はその通りです。しかし、仮に他の政権が国民の支持を得たとしても、政治無関心 の同じ国民が他の政党へシフトするだけでしょうからやはり同じなんでしょうね。政府 からの弾圧でもあれば、国民は真剣になるのでしょうが、日本の国民は政治的に肝 をぬかれて腑抜けになっていますから、誰が政権をとろうと同じ。スター的な輝きが あるから小泉なんであって、それが宇野だとか小渕だとかのような好きになることが できないイメージだったら関心を示さないでしょう。森の場合はバカ丸出しだったので みんなて寄ってタカっていじめっ子をやっていた。はっきり言って日本国民の政治意 識は次元が低いですよ。アメリカも低いけど日本ほど低くはありません。日本の場合 さらにいけないのはメディアです。日本のメディアは、売上げ増をはかってセンセーシ ョナルになりすぎている。そこには報道(娯楽)内容を無意識に受け止めている国民 がいる。これこそが恐ろしいことです。
今朝のニュースで、学生会館の鍵をめぐって早稲田大学側と学生側の間で小競り合 いがあったと報道していました。そこに集まっていた学生達の声もありました。何故あ の場にいたか?という質問に対して、誰もが面白いからと答えておりました。物見遊山 気分です。昔の学生たちだったなら、大学側の管理体制は帝国主義に結びつくもので ある、とか何とか強引なこじつけをして、全てを政治問題にもっていったところです。時 代は変わったなと思いました。
青柳
自民党が勝っても株価は下がっています。市場は小泉を評価していないようです。
小野沢
政治によって経済の海面に"波風"がたつことは判るのですが、海面下のうねりは
風によるものとは異なりますね。株式市場が選挙結果によって動くということは、
風を上手く利用して一儲けを企む人たちがいるということで、一般的には尺度と
して使うことは出来ますが、経済がこれまでに混迷すると必ずしも株価の動きだけ
で政権への信頼度が計れるものなのかどうか、私にはなんともいえないところです。
私がに小泉にガッカリしたことは議定書の件です。ブッシュと個人的に親しくなった (と彼自身が感じて)ことによるものだと思うのですが、どんな意見であろうとブッシュ に対立することは彼から嫌われることという判断が働いたのでしょう。自分の意見を はっきりと述べることと人間関係は別なんですよね。それをごっちゃにしている態度は 日本人特有のものです。意見は意見、友情は友情とする立場をとることが彼にはでき なかった。情けないですね。この手の人間が一番軽蔑されます。しかし、今の日本に は彼しかいないのだから、何とか彼を支援して行革などを実現したいところです。
おのざわショージ
07/30//01