ボスは迷文家シリーズ


Vol.10

バンディットに明け暮れる一日
究極の運幸キャッチ


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Banditに明け暮れる一日

Banditの日課(厳密には、Banditに振り回されている僕の日課)は次の通り。

6:00 起床そして直ぐにトイレ ー ここで朝の便通
6:30 朝食
7:30 家をでる(僕、アリサ、バンディッド)
7:50 アリサをイーストサイド キャソリック スクール(ベルビュー)へ
8:10 事務所着
8:10-8:30 ジョギング(事務所に入る前)& 排泄作業#2
14:00 散歩、排泄作業#3
19:00 散歩、排泄作業#4
20:00 帰宅、排泄作業#5 less コウン
23:00 就寝 - その前に Final 排泄 of the day

bandit.jpg (7332 bytes)ウンコが多くてスゴイ! Banditがウンコをすればする程、僕はそれを拾って拾いまくる。こういった役割分担でその日その日をこなしているのだが、ただ一つの悩みは、なかなか腕が上がらない事。コーウンに恵まれズ。然し、バラエティーに富んだ日課を組んでいるのでバンディットの方はウンとコーウンだ。

ジョギング:Sidetrakの新入社犬となったBanditは、毎朝、僕と伴に出勤。BadNewsは、僕の気がとられること。それに反してGoodNewsは、好むと好まざるにかかわらず、朝のジョギングに僕がつきあわされている。健康にはいたって良い。毎朝、野ウサギ数兎と遭遇、リーシュをブッチギッて兎を追ったりもする。さすが、元レース犬の瞬発力。速い。ところが残念、いつも草ヤブに逃げ込まれて終り。

取引先訪問:ラレー、J&B、ウインケル、シアトルバイク、コントロールテック等に着いて来てミーティング中、事務所の中、僕の側からはなれずズット待つ。
側にいて、ぬし待つ我は犬なれど、イビキかく程心ゆるして、、
見知らぬ人ばかりいる会社のオフィスで、主人の側を離れずに身の安全までを託して、辛抱強くミーティングが終わるのを待つ犬の一途な信頼感を、Banditに代って詠んだもの。

昨日:月に一度グレイハウンドの集まり(グレイフレンド)に参加。30頭程の仲間が集まり、フィールドで一斉に走った。その速さたるや、息のむばかり。我らの愛するBanditは、我意を得たりとスプリント、他の犬を抜いて一番速く走った。その後は極度の疲労。横たわってもなおハーハーと荒呼吸。その日はそれで、コンクアウト。彼が精一杯走ることができたので、僕は里親として、とてもハッピーであったワン。     

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究極の運幸キャッチ

Banditとの付合いで最も苦手な役割に脱糞処理がある。運幸拾いだ。利口な犬なので、事務所や家の内では汚さないが、朝一の散歩で必ず一糞たれる。処理班の僕にしてみれば爽やかな一日の始まりもげんなりだ。そこで、UNKO処理の方法を色々とトライしてみた。

慣れないうちは、落としたてのホヤホヤUNKOをプラスティックの袋で掴んでいたのだが、これでは何とも言えないタンジブルな感触がある。直に掴みとる場合との違いは手が汚れないことだけ、臭さやナマヌルのホコホカ感は変わらない。何といっても汚れを完全に掴みあげることができず、草の上にどうしてもつぶしUNが残ってしまう事が欠点だ。その意味でこの方法には限界があり、どうしても改良が迫られていた。

そこで考えた次の方法は、一度使ったスターバックス・コーヒーのノンファット・ダブルトール・モカ・withホイップクリームの紙コップを捨てずに取っておき、二つカップで鋏みこむ様にしてすくい上げるやり方。これでやっても汚れは残るのだが、当初のやり方から比べれば大進歩であると我ながら満足していた。何といっても、一度使い終わった紙コップを再利用するといった点が良い。しばらくは、この方法でUN処理作業。然し、常に新製品の開発を考えてやまない僕は、更に進歩した方法をと考えを進めていった。

BanditがUNKOの構えをしてから第一弾が押し出される間に約5秒間のディレイがある。この誤差を利用して、落下するであろうと思われる地点(後ろ脚と尻尾を三角線に描いたその中心点)に大封筒をスカサズ敷く。その封筒も雑誌等が同封されてくる様な大判物が良い。このやり方も製品の二次利用とも言えるのでリサイクリング度満点。高い命中率で汚物を受けることができる。但し、封筒をまるめて持ち歩いたりしていると、地面に置いた時カールしてUNKOの落下範囲が小さくなる事がある。カールの外側に落ちたりでもするとその後のクリーン・アップが厄介。強く丸めて持たないことがなんといってもこの方法の成功のポイントであろう。他にはハーネスをつかってUNKOバケツを吊す方法とか色々とアイデアはあるのだが、紙コップや封筒の二次利用が自然や地球にやさしいと思っている僕は、次に究極のUNKO処理の方法を考え出すまでに至った。。

BanditがUNKOの構えに入ったら、水戸の殿様のすぐ下に例の紙コップを位置させて押し出されてくるUNKOを受け取るというやり方。ソフトクリームをカップに受ける方法に似ている。これだと外す恐れはないし簡単である。カップ持つ手に伝わるなまぬるいUNKO熱がイヤだという人は、もう一つのカップで二重にすればそんな悩みも解決。後はプラステイックの蓋をしっかりとしてビニール袋に入れてゴミ箱にポイ。僕は今この方法に凝っているのだが、通行人に見られると何ともきまりが悪い。だから頻繁には実行出来ないでいる。その意味では究極の方法とは言い難いが、こういった問題意識を持ってUNKO処理の改良に取り組む姿勢がなによりも大切だと思っている。    

June 20, 1995

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