ボスは迷文家シリーズ

アンデスの笛とアマゾンの太鼓
アンデス高原3812mの標高にあるティティカカ湖
2002年版


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マチュピチュをたずねたあとクスコに戻り一泊した我々は、翌朝、空路フリアカへと向かった。一般的には 電車の旅10時間という移動方法があるのだが、空路の移動の方が時間の節約をできると思ったからだ。そ のようにリースに指示をだして、あとはオーストラリアのリースとエクアドールの旅行代理店のシルビアの 間できめられた。しかし、ふたをあけてみてビックリ、、空路で移動して節約した時間は二時間ばかりでし かなかった。宿泊地プーノの町についた時間は夕方の五時近くであった。電車で移動した方が良かったのか もしれなかった。

プーノはティティカカ湖畔に面した地方都市で大学もある。ここから東に150kmいく とボリビアの首都ラパスである。今回は、時間の都合でラパスまで足を伸ばすことができなかったが、ラパ スは一度はいってみたいところだ。

プーノは3812mの標高にある。以前、テレビの特集番組で観たとおりの泥粘土つくりの家々が空港からプーノ の町まで続く大平原に散在していた。大草原だからなにしろ空が大きい、、そしてとにかく青いのだ。シア トルが自然の町とはいえ、空はこのアンデスのものほど青くはない。僕はこの青さにオドロキをかくすこと ができなかったが、同伴のリースはオーストラリアもこのように青いと言っていた。しかし、僕はこの青さ は高原特有の青さではないかと思った。アフガニスタン中継を放映するテレビでみたあの国の空もとても 青かった。シアトルへもどって旅の写真をみせた時、10人が10人とも空の青さにおどろいていた。

ティティカカ湖は世界最高峰にある湖として知られているが、英語表現の場合は、航海可能な、という 修飾句がつく。実際に、我々はプーノから小一時間の場所にあるシルスターニ古墳にいったが、ここは 標高4000mにあって湖もあった。当然、ティティカカ湖よりも高い位置にある湖で、この近くには4000m 以上の山はなかった。湧き水なのだろうか、それとも雨か、、。ちょっとわからなかった。

ティティカカ湖に先住民族は住んでいる。藁の生活者たちだ。葦の中身を食べて、外皮を乾燥させ、それで 島を積み上げる。それだけでなく、家も藁、学校も藁、その上ボートまで藁で作るのだ。藁の浮島だから 水面下下の方から腐食する。だから沈下するのだが、何百年も前から常に積み上げているから浮いたままな のである。火事の心配をしてしまうが、やはりこれでは火をつかった暖はとれないのであろう。電気もない し下水道もない。トイレまでないのだから、湖に垂れ流しなのだろうか? それにしては汚臭はしなかった。 でも、暖をとることができないので、冬には凍死者がでるらしい。4000m近くの高さでは無理もないことで あろう。


美しいティティカカ湖

湖に浮かぶトトラという藁でできた浮島とボート

まるでメルヘンの世界だ

トトラ・ボートに乗るリースと僕

水鳥の干物?

スペイン語で値切り交渉をやってくれ!とお土産やの前のリース

葦の中身を生のまま食べる

これがけっこういける

おのざわショージ拝
04/03/02

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